みなし仮設アパートに丸1年

契約の半分が過ぎました。
友人、知人、家族に支えて貰い、過ぎた1年でした。
何もない着の身着のままで金沢に辿り着いて。
友人宅の1か月はアパート探し、支援所からいただいた下着、食器、レトルト品、カップめん、水、コンビニのパンなどで始まりました。

金沢在住の妹からの支援には助けられました。
手作りの総菜、グラタン、果物数種、炊き込みご飯など。何回も届けてくれて。金沢市指定のゴミ袋持参で分別も教えてくれました。
真冬の下着、洋服、防寒着など、私と主人に同じ枚数分持ってきてくれました。その中には、福井在住の姪からペアのカーディガンも入っていました。
妹の友人の方々で神戸、宮崎からのお見舞金とお米、味噌、果物と届けてくれ、見知らぬ方々からの善意には感謝、感謝しかありません。

東京の長男のお嫁さんのご家族、京都の長女の御主人のご家族、ご兄弟、ご親戚からの多額のお見舞金と励ましのお言葉、長女の家のお隣のご夫婦からの電化製品、食品など多数いただきました。また、子供たちの職場の皆様やご友人からもお見舞金をいただきました。ボランティアに行くから声をかけて下さいねとの寄せ書きも。感謝、感謝です。

主人が14年前に退職した会社の方で山形から炊飯器とお米を送ってくださり。金沢の方はテレビを届けてくださったり、多くの方はアパートへ来て野菜、お菓子持参で励まして下さいました。
主人の従兄弟、私の従姉弟からも、布団、毛布類、ダウンコート、冬服、コート、カバンとダンボールいっぱい送ってくださり、助けてもらいました。

この1年の、壊れて失くしたものではなく、周りの方々にどれだけ温かいお心を寄せていただきながら過ごしてきたかの日々を思い起こし、あふれる感謝の気持ちを心に刻み、75歳のこれからを進んでいく覚悟を新たにした朝でした。